Windows Server 2025 / DHCP予約・除外範囲・オプションを設定する
DHCP予約はクライアントIDと特定のアドレスを結び付ける設定で、端末側は自動取得のまま使います。DNSやゲートウェイはオプションで配布し、サーバー上の設定だけでなく更新後の端末でも確認します。
固定IPと予約・除外を使い分ける
手動固定は端末側でIPを設定し、予約はDHCP側でIDとの対応を持ちます。除外範囲は動的配布から外す範囲で、予約と同じではありません。既存の手動IP、予約、配布範囲が競合しないように記録します。
DC1など必須サーバーは固定計画のままとし、CLIENT1で予約を練習します。MACベースの予約は機器認証やアクセス制御ではありません。設定の範囲はDHCPスコープの説明で確認します。
確認済みリースを予約へ変える
- DC1のDHCPマネージャーでIPv4 → Lab Clients → アドレスのリースを開きます。
- CLIENT1のipconfig /allとIP・クライアントIDを照合します。
- 該当リースのメニューから予約へ追加します。
- 予約の一覧でアドレス、ID、目的を記録します。
Get-DhcpServerv4Lease -ScopeId 172.24.50.0
Get-DhcpServerv4Reservation -ScopeId 172.24.50.0
表示名だけで判断しないでください。実リースからの変換ならIDの入力ミスを減らせます。仮想NICを作り直してMACが変わると一致しなくなる場合があります。CLIENT1のコンソールで更新して結果を確認します。
オプションを設定する階層を調べる
| オプション | 意味 |
|---|---|
| 003 Router | 実際に存在するゲートウェイ |
| 006 DNS Servers | 稼働する内部DNS |
| 015 DNS Domain Name | 接続固有のDNSサフィックス。ドメイン参加ではない |
オプションはサーバー、スコープ、予約、ポリシーなどに存在します。ここではスコープを使い、一台の実習設定をサーバー全体へ誤適用しません。練習はlab.example.test、AD構築後はad.example.test、DNSは稼働中の.10です。
一項目だけ変えて端末で比較する
Get-DhcpServerv4OptionValue -ScopeId 172.24.50.0
Set-DhcpServerv4OptionValue -ScopeId 172.24.50.0 -DnsDomain 'ad.example.test'
015だけを変え、CLIENT1で更新してipconfig /allのサフィックスを比較します。変わらない場合は手動設定、予約固有オプション、ポリシー、応答したDHCPを確認します。予約IPとDNS設定は別の確認です。
Set-DhcpServerv4OptionValue -ScopeId 172.24.50.0 -DnsDomain 'lab.example.test'
上は練習用へ戻す操作です。すでにADが稼働していればドメイン用サフィックスを維持します。更新後も内部名が解決できるか確認してください。
予約を削除する際の確認
対象IPとIDを確かめ、その予約だけを削除します。削除しても手動設定は書き換わらず、既存のリースも直ちには解放されません。通常の配布で同じIPを再取得する場合もあるため、IPが変わることを必須の成功条件にしません。
予約が合わない場合は自動取得、スコープ、空き、承認、実ID、競合DHCPを順に調べます。DHCP構成の確認方法に加え、端末が実際に受け取った値を証拠として残します。




