Windows Server 2025 / 管理用Windows PCにRSATをインストールする
RSAT(Remote Server Administration Tools)は、Windows PCからサーバーの役割を管理するためのツールです。AD、DNS、グループポリシーなど必要なツールを選び、サーバーごとにデスクトップへ接続する手間を減らせます。
管理PCの条件を確認する
実習は対応するWindows 11 ProまたはEnterpriseを使います。Homeに同じ手順を適用せず、MicrosoftのRSAT導入条件を確認します。ローカルPCへのインストール権限と、接続先サーバーを管理する権限は別です。
CLIENT1を兼用できますが、業務では日常のWeb閲覧と特権管理の分離も検討します。サーバーへの通信、Windows Updateまたは承認されたFeatures on Demandの供給元、ドメイン管理用のDNSとアカウントを用意します。
必要なオプション機能を追加する
- スタートで「オプション機能」を検索し、設定画面を開きます。
- 機能の表示または追加を選び、RSATを検索します。
- AD DSとLDS、DNS、グループポリシーなど今回使うツールを選びます。
- 完了後に導入済みの一覧を確認し、必要な再起動を行います。
設定画面の場所はビルドによって変わるため検索を使います。取得が止まる場合はオプション機能の供給元に関する組織のポリシーを調べます。最初から全ツールを選ぶより必要分だけにすると失敗箇所を絞りやすくなります。
PowerShellで導入状態を調べる
次は管理PCの管理者PowerShellで実行します。最初の一覧で正確な機能名を確認し、該当するADツールがある場合に追加します。Windows ServerのInstall-WindowsFeatureとは別の仕組みです。
Get-WindowsCapability -Online | Where-Object Name -like 'RSAT*' | Select-Object Name,State
Add-WindowsCapability -Online -Name 'Rsat.ActiveDirectory.DS-LDS.Tools~~~~0.0.1.0'
Get-WindowsCapability -Online -Name 'Rsat.ActiveDirectory.DS-LDS.Tools~~~~0.0.1.0'
Installedを確認します。DNSやグループポリシーにはそれぞれの機能が必要で、AD用のパッケージにすべて含まれると考えないでください。
起動と接続を別々に確認する
| ツール | 起動方法 |
|---|---|
| Active Directoryユーザーとコンピューター | dsa.msc |
| DNSマネージャー | dnsmgmt.msc |
| グループポリシーの管理 | gpmc.msc |
| サーバーマネージャー | スタートから検索 |
まだドメインや役割を構築していない段階では、コンソールが開いても接続先はありません。最初は導入と起動、役割の構築後に接続と権限を確認します。接続できないときは名前解決、現在のアカウント、委任された権限を調べます。
不要なツールを整理する
起動しない場合はWindowsのエディションと該当機能、ダウンロード失敗は通信・プロキシ・供給元を確認します。必要がなくなったツールはオプション機能から削除できます。管理コンソールを消してもサーバー側の役割やADデータは削除されません。
一時接続や資格情報の利用も見直し、サーバーへ直接入れる復旧経路は残しておきます。




