Windows Server 2025 / Windowsクライアントをドメインに参加させる

ADドメインへの参加には、対応するWindowsエディション、内部DNS、DCへの通信、コンピューターアカウントを扱う権限が必要です。CLIENT1をad.example.testへ参加させ、再起動後に所属と利用者の両方を確認します。

検出と参加権限を準備する

対応するProやEnterpriseを使います。HomeやEntra登録とは別です。CLIENT1の最終名を決め、入れるローカル管理者を残します。DNSはDC1の.10、時刻と通信を正常にし、必要範囲へ委任した参加用権限を準備します。

Resolve-DnsName '_ldap._tcp.dc._msdcs.ad.example.test' -Type SRV -Server 172.24.50.10
nltest /dsgetdc:ad.example.test

CLIENT1でDCを検出できることを先に確認します。ドメイン参加のアクセス許可を確認し、検出失敗をパスワードの再入力だけで解決しようとしません。

システムのプロパティから参加する

  1. CLIENT1でsysdm.cplを開き、「コンピューター名」の変更へ進みます。
  2. ドメインを選び、ad.example.testを入力します。
  3. ローカルPCのパスワードではなく、参加を許可されたドメイン資格情報を入力します。
  4. 成功を確認して作業を保存し、再起動します。
  5. 「他のユーザー」でAD\ユーザー名またはユーザー名@ad.example.testを指定します。

公式のドメイン参加手順も参照します。一般のlabuser1がまだなければ管理用確認を先に行い、後で一般ユーザーを試します。最初のドメインサインインは従来のローカルプロファイルをそのまま引き継ぎません。データを確認せず旧プロファイルを消さないでください。

PowerShellで参加する代替手順

GUIで未参加の場合だけ、CLIENT1の管理者Windows PowerShellで実行します。資格情報は対話で入力します。

$joinCredential = Get-Credential
Add-Computer -DomainName 'ad.example.test' -Credential $joinCredential -PassThru -Verbose
Restart-Computer

参加の結果を確認してから再起動します。失敗した参加を再起動だけで成功にはできません。FS1も同じ準備で参加できますが、固定IP .20を維持し、DNSを内部DNSへ向けます。

所属とセッションを別々に調べる

Get-CimInstance Win32_ComputerSystem | Select-Object Name,Domain,PartOfDomain
whoami
$env:LOGONSERVER
Test-ComputerSecureChannel -Verbose

PartOfDomainがTrue、Domainがad.example.testであることを確認します。参加済みでも現在のwhoamiがローカル利用者の場合はあります。Test-ComputerSecureChannelはクライアントやメンバーで使い、DC診断の代わりにはしません。

DC1のユーザーとコンピューターでCLIENT1を探します。既定のComputersはOUではありません。後でWorkstations OUへ移し、ユーザーとPCの場所を別々に管理します。

既存オブジェクトの再利用と離脱に注意する

現在の参加保護では既存のコンピューターオブジェクトの再利用が拒否されることがあります。所有者、委任、実機の利用状況とC:\Windows\debug\NetSetup.logを確認します。保護を無効化したり、利用中のアカウントを削除したりして回避しません。

離脱を練習するならローカル管理者で入れることを先に確認し、ワークグループへの変更と再起動を行います。プロファイルとADオブジェクトの整理は別判断です。本講座ではCLIENT1を参加済みのまま残し、後続のポリシーと共有を確認します。