Windows Server 2025 / 役割と機能を追加・削除する

役割はDNSなどの主要サービス、機能は補助コンポーネントや管理ツールです。導入できたことと、設定を終えてクライアントが利用できることは分けて確認します。

役割と管理ツールの違いを理解する

一つの役割に複数の役割サービスが含まれることがあります。またDNS管理ツールをPCへ入れても、そのPCがDNSサーバーになるわけではありません。不要なサブ機能まで選ぶと更新や管理の対象が増えるため、現在の目的に必要なものを追加します。

種類 例
役割 DNS Serverなどの主要サービス
役割サービス 役割を構成する個別のサービス
機能・管理ツール Windows Server Backup、管理コンソールなど

対象サーバーを確かめる

リモート管理では、操作しているPCと変更先が異なる場合があります。管理者権限、OS、空き容量を確認し、対象サーバーの管理者PowerShellで次を実行します。

hostname
Get-WindowsFeature | Where-Object Installed | Select-Object Name,DisplayName

Windowsクライアントは導入方法やモジュールが異なります。機能のペイロードが削除済みの場合は、Windows UpdateやOSに一致するインストールソースが必要になることもあります。

GUIでバックアップ機能を追加する

  1. サーバーマネージャーの「管理 → 役割と機能の追加」を開きます。
  2. 「役割ベースまたは機能ベースのインストール」を選び、対象サーバー名を確認します。
  3. 役割の選択は変えず「機能」へ進み、Windows Server Backupを選びます。
  4. 確認画面で依存関係を読み、再起動の影響を考慮してインストールします。

この例は後続のAD DSやDNSを先に変えないため、バックアップ機能を使います。公式の役割と機能の追加手順で、管理ツールと対象選択も確認できます。CoreではローカルGUIではなくコマンドや遠隔ツールが必要です。

PowerShellで導入状態を確認する

GUIで導入済みなら状態の問い合わせだけでも確認できます。未導入なら次の例で追加します。自動再起動の指定はしていません。

Get-WindowsFeature -Name Windows-Server-Backup
Install-WindowsFeature -Name Windows-Server-Backup
Get-WindowsFeature -Name Windows-Server-Backup

Install StateがInstalledであることと、再起動要求の有無を確認します。IncludeManagementToolsは対応する管理ツールを追加する指定で、Coreに非対応のGUIを使えるようにする指定ではありません。AD DSの昇格やDHCPスコープなどの構成は、役割の追加後に別途行います。

削除前に依存関係とデータを確認する

この実習で追加した機能だけを戻す場合の例です。他の作業で使っているなら削除しません。

Uninstall-WindowsFeature -Name Windows-Server-Backup -WhatIf
Uninstall-WindowsFeature -Name Windows-Server-Backup

WhatIfは予定される操作の確認であり、運用上の影響をすべて予測するものではありません。DCは適切な降格が必要です。ソースのエラーなら、OSバージョン、言語、エディションに合うメディアと接続を調べ、無関係なISOを指定しないでください。